出産2週間程前の出来事です。
ある日突然20人位の友人が家に来て
それぞれが持ち寄った食べ物やらをテーブルに並べ、ポップコーンを作り出す人、
冷蔵庫のビールを飲み出す人、勝手にどんどん何かの準備が始まりました。
ブラジルでは、突然友人宅へ押しかけたり
というのは日常茶飯事で、
私も最近ではそれに慣れてきていたので特に気にしませんでした。
すると、全員が持参していた紙オムツ&プレゼントをいきなり渡され、
プレゼントは開ける前に中身を当て、
外れたら口紅で顔に落書きをされる・・・
というゲームがこれも勝手に始まり
まだ私はワケがわからず
びっくりしている暇もないほどみんなのペースで事は進んでいきました。
プレゼントは全てベビー用品類。
大きな箱に空き缶や石とベビー肌着なんかが入っており
箱の音に騙され中身が当たるわけもなく
私の顔の落書きもどんどんスペースがなくなり
いよいよ落書きがお腹まで・・・
そこはすでに見世物小屋状態。
あまりに醜い姿なので写真をお見せできないのは残念です(笑)
本当は、最後にその落書きだらけの顔とお腹を出して旦那さんと手をつないで
ご近所に挨拶・・・というのがオチだそうです。
ここはニッポンですのでさすがにそれは勘弁してもらいました。
このびっくりパーティは、
お産の近づいている妊婦さんへの出産準備サプライズパーティという
アメリカでもあるみたいですね。
ブラジルでも風習らしく、家族や友人などの間で行われるそうです。
びっくりですがいい風習ですね。
突然自宅は紙オムツやベビー用品だらけ、
スーパーのバックヤードみたいになってしまいました。
布オムツを準備してたし使いきれるかなぁ(笑)
それよりその日は外出の予定もなかったもんで
家着に眉毛も書いていない状態で、
びっくりパーティ中は、どのタイミングで眉毛書きにいこ・・・
と、実はそればっかりが気になっていました。
あと、ひとつわかった事は
人は本当にびっくりした時ほど
全然びっくりしない、ということ(笑)
帰り際はみんなに
「毎年子ども作るからよろしく~」と言うときました
愛すべき友に感謝。
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